【前編/超入門編!】配当と株主優待をGETするには?

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どうも。きなここ(@s1nvestment)です。

 

前回は、株取引の魅力の一例として、配当金や株主優待についてお話しさせていただきました。

今回は、配当金と株主優待を貰う方法などについて綴っていきたいと思います。

※↑前回に引き続き超入門編です※

これだけだと、株取引経験者の皆様にとっては退屈な内容になってしまうと思います。

(特に今回はそんなこと知ってるよ!とお思いの方多数な予感)

 

ということで本テーマは以下二本立てで行きます。

 

【前編】配当金・株主優待をゲットするには?(投資家目線)

↑今回の記事はこちら。これから投資を始める方向けです。

 

【後編】配当金・株主優待をゲットするまで(金融機関目線)

↑次回はこの内容で記事を書きます!

金融機関で行われている事務手続の話。ざっくりとお話できたらと思います。

裏側だけを知りたい方は後編だけお読みください。

 

配当金・株主優待を貰うためにやるべきこと

配当金や株主優待を取得するためには、権利を取る必要があります。

株式には、権利付最終日というものがあります。

 

権利付最終日の15時まで株を保有していると優待や配当の権利を取得することができ、優待や配当を貰うことができます。

 

権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日(権利付最終日)を指します。
配当金や株主優待を取得するためには、各企業が定めている権利確定日に株主として株主名簿に掲載されている必要があります。
そのためには、権利確定日を含む3営業日前(権利付最終日)までに株式を購入しなければなりません。権利付最終日に株式を保有していないと株主優待や配当金を貰う権利を取得できません。

権利付最終日│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券より抜粋)

 

以下より、具体的な話は例を挙げてお話します。

ここでは日本製紙(4661)を例として取り上げ説明します!

 

【手順1】優待や配当が欲しい株の権利確定日・権利付最終日をHPなどで確認します。

※銘柄によって権利確定日・権利付最終日が異なるため、必ず確認が必要です。

f:id:s_investment:20220116193950p:plain配当情報|株式・社債情報|日本製紙グループより抜粋)

 

f:id:s_investment:20220122213045p:plain(株主優待制度について|株式・社債情報|日本製紙グループより抜粋)

 

日本製紙(4661)は、3月・9月決算で、中間配当も実施するため、年2回配当金が貰えます。

HPを見たところ、3月31日と9月30日が配当金を取得するための権利確定日となっています。

 

一方、株主優待の権利確定日は3月31日のみ。

上記権利確定日を含む3営業日前である権利付最終日の15時まで株式を保有していると配当金や株主優待を貰うことができます。

 

※そのため、もし「これから日本製紙の株を買って権利を取りたい!」という場合は、上記権利付最終日までに買注文を約定(確定)させる必要があります。

 

【手順2】実際にカレンダーを見て、いつまでに買えばいいかチェックする。

優待や配当が欲しい株の権利確定日・権利付き最終日をHPなどで確認したら、次はカレンダーで実際の日付を確認します!

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■3月決算

権利確定日3月31日の3営業日前は3月29日。3月29日が権利付最終日となるので、ここまでに株を買い保有している必要があります。

 

■9月決算

権利確定日9月30日の3営業日前は9月28日。9月28日が権利付最終日となるので、ここまでに株を買い保有している必要があります。

 

ということは…

日本製紙株主優待を手に入れるためには3月29日、

配当金を手に入れるためには3月29日と9月28日

までに株を買って保有しておく必要があるということなります。

 

まとめ

以上、例を交えて一連の流れをお話ししました!

今回、権利確定日などを企業ホームページで確認することをおすすめしましたが、なぜかというとそれが一番正確だからです。

 

Yahooファイナンスなど投資情報サイトで確認することも可能ですが、会社HPの方が詳細に書かれていて情報も最新です。

 

また、長期保有していないと貰えない優待や、優待の権利日として別途基準日を設けているイレギュラーケースなども多々ありますので、詳しい情報を公式サイトで確認した方がミスが起こらないと思いおすすめしました。

ぜひ気になる銘柄で実践していただけたらと思います!

 

以上、本記事もご覧になっていただきありがとうございました。

 

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